休学&復学を経て、大学5年目を迎えた4月。
大学図書館を利用していると……本が借りられなくなっていました。
慌てて調べると、どうやら学生証の有効期限が切れて、使えなくなってしまったとのこと。
恥ずかしながら、再交付の申請手続きが必要なことを知らなかったのです…
ということで今回は備忘録も兼ね、大学休学後の学生証に関する情報をまとめてご紹介します。
- 学生証の有効期限が切れたらどうなるのか?
- 期限を超えて在籍する場合、どうすればいいのか?
- そもそも休学中に学生証は使えるのか?
大学の学生証には「有効期限」がある
学生証本体に印字されているように、学生証そのものには最初から「有効期限」があります。
4年制大学であれば、学生証の期限は、入学した年の4年後の3月末日までです。
(例)2020年4月に入学→2024/03/31が期限
そしてポイントは、休学して4年以内に卒業できないことが決まっても、学生証の期限は自動的に伸びてくれないということ。
自分で窓口へ行き、手続きを踏む必要があるんです。
有効期限が切れるとどうなる?
実は私自身、手続きが必要なことを知らず5年目の4月に有効期限が過ぎ、学生証が使えなくなったことがあります。
そのときは以下のようなことができなくなりました。
有効期限が切れると「今日現在、学生である」という証明ができなくなるので、身分証として不十分となってしまいます。
また、試していませんが、学生証を読みとって発行する「旅客運賃割引証」や「在学証明書」の発行もできなくなる可能性が高いでしょう。
学生証の更新手続きの方法
有効期限を超えて在籍をする学生は、担当窓口へ更新手続きを申請する必要があります。
大学にもよりますが、「期限が切れる3月中」と更新期間を決められていることが多いのでチェックしてみましょう。
(例)学生証の期限が2024/03/31
➡2024/03/01~03/31までの間に手続きへ行く
窓口は学校により様々ですが、学生支援課や教養教育の学務窓口で受け付けてくれることがほとんどです。
そして私が申請に行ったときは、以下のような手順で手続きをしました。
- 窓口で「学生証の有効期限を延長したい」と伝える
- 「学生証再交付願」という用紙に名前や学部、学籍番号などを記入する
- 用紙と学生証を預け、1~2日ほど待つ(金曜日の場合は翌月曜日)
- 再び窓口へ行き、再交付してもらった学生証を受け取る
手続きのためには、一時的に学生証が手元から離れるので注意しましょう。
なお、調べたところ郵送でも受け付けている学校があるみたいです。
事情によりキャンパスへ行けない人は、ご自分の大学の申請窓口について調べてみてくださいね。
Q.休学中に「学割」は使えない?→A.使えます!
ところで、「休学中に学割って使えるのかな?」と気になったことはありませんか?
一時的に学生をお休みしているわけですから、無効になっちゃうのでは…?と不安になりますよね。
しかし結論、休学中でも学割は使えます。
電車やバスの公共交通機関の料金、定期の割引、新幹線の乗車券が安くできる「旅客運賃割引証」も休学中に発行できます。
もちろん、カラオケや映画館を学生料金で楽しむのもOKです。
休んでいるだけで、大学には在籍しているので、事実上「学生」であることに変わりはありません。
上手に活用して、休学期間をのびのびと過ごしてくださいね。
まとめ
以上、大学休学と学生証について、経験談をまじえながらご紹介しました。
休学に関する情報提供は少なく、人に聞きづらいこともありますよね。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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