賃貸マンションに住んでいる筆者ですが、寒い冬の日に暖房を点けると、ベランダの室外機が異様にうるさいことに気づきました。
「ブーン」というエンジンのような音が特にうるさく、お隣さんや下の階の方にご迷惑が掛かっているのでは…と不安に。
こちらが実際の我が家の室外機の稼働音です。
ファンが回る音と振動音が合わさって、かなり大きな音が鳴っているのがお判りいただけるかと思います。
※音量注意!一切調整せずそのまま流しています
実際のところ、ご近隣から苦情が来たことはありませんが、騒音トラブルになる前になんとか対策したい…
そこで今回は、筆者が試して騒音がかなり改善した対策方法をご紹介します。
賃貸の構造
まずは我が家の基本情報について軽くご紹介します。
【地域】東京都23区内
【建物】築40年の鉄骨造
【設備】バルコニー付きで洗濯機置き場は室外
ご覧の通り、やや古めの賃貸マンションです。
ただ、管理会社さんは結構しっかりしているところで、設備は新しく清掃も行き届いている良い物件です。
そして今回騒音が気になった室外機は、バルコニーに置いてある日立製品のものでした。
この部屋には引っ越してきて1年目で初めての冬だったのですが、暖房を稼働させた瞬間、「ガラガラ…」と大きな音を立てて室外機が動き始めました。
夏に冷房を使用したときは全然気にならなかったのに…
賃貸の室外機の騒音は「防振ゴム」で対策!
室外機の防音対策でいろいろ調べてみた結果、たどり着いた答えは「防振ゴムを室外機の脚の下に敷く」ことでした。
私が実際に購入したのはこちら、和気産業さんの防振ゴムのロングタイプです。
2025年1月現在では920円で購入できました。
ロール状になって届いた防振ゴムを開封してみるとこんな感じで、凸凹の入った厚さ10mmのゴムがシート状になっています。
この下に段ボールを敷いて、半分のところでカット。
そして2枚のゴムマットを室外機の足元に置くだけでOKです!
室外機って意外と軽くて、持ち上げてみてびっくりしました笑
私でも一人でセットできましたよ!
敷いた後暖房を点けてみると、音と振動がかなり改善されていました!
こちらが防振ゴムマットを敷いた後の稼働音です
静かになったとは言えませんが、「ブーン」という音がかなり抑えられてマシになっています!
※音量は一切調節していません
▼変化がよく分かりますので
ゴムを敷く前の音声と聞き比べてみてください▼
※音量注意!一切調整せずそのまま流しています
夏は大丈夫でも冬は室外機の音に要注意!
調べてみて分かったのは、室外機の異音は冬に生じやすいということ。
暖房運転の際は、室外機のコンプレッサーという部分で寒い冬の外気を熱に変える必要があり、冷房運転よりも負荷がかかるのだとか。
外気温が低いほどコンプレッサーの動作が激しくなり、振動音が大きくなるため、ゴムを敷くことでその振動を抑えて音を軽減させるのが効果的だそうです。
ちなみに、室外機本体に直接貼り付けることで音と振動を吸収するシートもあるようです。
室外機の足を持ち上げるのが難しい方は、こちらでも効果が現れるでしょう。
「室外機がめちゃくちゃうるさい!」という人は、防振ゴムマットとこちらのシートを併用しても良いかもしれません。
我が家では防振ゴムマットだけで今のところ満足しているので、ひとまず様子見することにしました。
タイムセール等をねらえば1000円未満で騒音対策ができますので、お困りの方はぜひ試してみてください!
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