ミニマリストを目指すなら最初はお金がかかる?初心者が最初に捨てるもの、やるべきことを紹介!
無駄を減らし、本当に必要なものだけに囲まれて暮らすミニマリスト。
余計なものを買わないという生き方から
節約のためにミニマリストを目指している人も多いかと思います。
しかし覚えておきたいのは
「ミニマリストを目指すなら最初はお金がかかる」という点です。
この記事では、一見お金がかからないように見えるミニマリズムに
お金がかかる理由について解説します。
ミニマリストを目指して最初にやるべきことや
初心者が最初に捨てるものも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ミニマリストは最初にお金がかかる!理由もあわせて解説
必要最低限の物で暮らすミニマリストになれたら
生活費もそれほどかからないように感じますよね。
私もミニマリストを目指すようになったきっかけは節約目的でした。
しかし実践してみると、最初の3カ月~半年くらいはお金がかかることが分かりました。
もちろん、自分に合うシンプルライフの形を見つけられると、自然と出費が減ってきます。
お金がかかるのは最初だけですが、その理由について詳しく見ていきましょう。
モノを捨てるのもお金がかかる
ものを捨てる、手放すという過程にも、お金が発生することはあります。
燃えるゴミや自分で運べる小さいものはタダで捨てられますが
大きな家具や家電、粗大ごみはなかなかの手間がかかりますよね。
回収所が近かったり、自家用車がある人はなんとか対応できるかもしれません。
しかし一人暮らしや時間がない人は
業者に依頼するほうが時間もコストも短縮できるのです。
私は過去に、地元の不用品回収業者に引き取りを依頼したことがあります。
そのときはこたつ用のローテーブルと座イスを回収してもらい、合計で7,500円の出費でした。
正直「高いな…」と思いましたが
連絡すれば自宅に居るだけでものが捨てられたと考えると
かなりありがたいサービスです。
自分一人では絶対に捨てられなかったので必要経費だったと思います。
「質」を重視した買い物をするようになる
ある程度の「量」を捨て終えると
次は持ちものの「質」をグレードアップさせる段階に入ります。
たとえば、
- プチプラの安いTシャツを何枚も買い変える
→素材や質がしっかりしたTシャツを1枚だけ買って長く使う
- 充電器と充電コード、モバイルバッテリーをそれぞれ持っている
→アンカーの充電器を買う
- 100均の収納を大量に持っている
→無印良品やニトリの収納ボックスにひとまとめにする
などなど、「質」を高めることで役割を集約し「量」を減らす作業です。
質が良いものは当然値段も高くなるので、最初は出費が発生します。
しかし一度質の高い買い物をすることで
余計な買い物をしなくなり、長期的には節約になります。
ミニマリストの目指し始めはお金がかかりますが
将来への投資ですから、焦る必要はありませんよ。
ミニマリストを目指して最初にやるべき2つのこと
「ミニマリストになってみたい!」と思ったとき、最初にやることは捨てることではありません。
- 「残すべきもの」を把握する
- 「理想の暮らし」をイメージする
という過程が必要になります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分に「必要なもの」「残すべきもの」を把握する
「ミニマリスト=ものをたくさん捨てる人」というイメージは、少し極端です。
大切なのは「本当に必要なものに絞る」ことであり
とにかく捨てれば良いという訳ではありません。
いらないものを探して捨てるよりも、残すものを把握してそれ以外を捨てるほうが
断捨離がスムーズになります。
それでは残すものはどうやって把握すれば良いのかというと、軸にする考え方は1つだけ。
「無くなったらすぐに買い足すかどうか」です。
たとえば、スマホの充電コードが断線したらその日のうちに買いますよね。
とってもお気に入りのアクセサリーを無くしたら、新しいものを買いに行きたくなります。
すぐに買い足すとは、言い換えれば「無いと困る」ということですから
残すべきものとして判断するのです。
この考え方を軸にして、自分の持ち物を見直してみましょう。
「理想のくらし」をイメージする
生活必需品に比べ、趣味のものや生活雑貨は捨てるかどうかの判断が難しいですよね。
そんなときは、「自分が理想とする暮らし」をイメージしてみましょう。
以下のような抽象的なものでも構いません。
- 漫画に出てくるようなエスニック風の暮らしがしたい!
- モノトーンで統一されたオシャレな人になりたい
- 趣味の音楽を何よりも大切にしたい
- 読書がはかどるような部屋にしたい
小説や漫画をモチーフにしても面白いですよね。
私は憧れのユーチューバーさんのvlogを観て
「こんな暮らしがしたいなあ」とイメージを膨らませています。
理想のイメージがあることで
ものを捨てるかどうか、あるいは買うかどうか迷ったときに
「これは理想に合っているのか?」という判断ができるようになります。
理想や目標を明らかにしておくことで
衝動買いや持ち物の迷走を防ぐことができるのです。
初心者ミニマリストが最初に捨てるものをご紹介!
「モノを捨てる勇気が出ない…」
「断捨離をしてみたいけど、何から手をつけたらいいのか分からない」
そんな方のために、ミニマリストを目指し始めた人が最初に捨てやすいものをご紹介。
いずれにも共通するポイントは「1回で全部捨てようとしないこと」です。
一度捨ててみてしばらく過ごしてみたのち
「これも使わないな」と認識することで自然にモノが減っていきます。
まずは、これからご紹介するものを1つでも捨ててみることから始めてみましょう。
服
「捨て活」で最も着手しやすいものの1つが、洋服です。
服は衝動買いや管理のし忘れで、すぐに数が増えます。
断捨離を始めたいと思ったら、手始めに以下のような服は捨ててみましょう。
- 明らかに着られないもの
破れや汚れがある服、ボタンが無くなったシャツ、穴が空いた靴下など
- 去年着なかった季節の服
冬に着なかったニット、夏に着なかった薄いTシャツなど
- 着ていて「快適じゃない」もの
サイズが合わない、かゆくなる素材、透けが気になるなど
もちろん、一気にクローゼットを見違えるほどスッキリさせる必要はありません。
3枚同じものがあるなら、2枚に減らすだけでも良いのです。
「自分に必要かどうか」を判断するトレーニングとして、洋服は良い練習になりますよ。
本や漫画、本棚
本や漫画も初心者ミニマリストが捨てやすいものです。
私も初めての断捨離は本棚の中身を整理するところから始めました。
そして最終的に、本棚を処分して部屋がめちゃくちゃ広くなりました(笑)
書籍を捨てるかどうかの判断は、次のように考えるとやりやすいですよ。
- 深く感動したもの、今後何度も読み返したい作品
→残す
- 楽しんで満足したもの、2年以上読み返していない作品
→捨てて電子やレンタルを使う
最近は電子書籍がかなり普及していますから
作品が手元を離れても二度と読み返せないことはほとんどありません。
図書館や漫画レンタルサービスを利用すれば、現物で読み返すことも可能です。
本当に心に残った大好きな作品だけを手元に残すことで
部屋がかなりスッキリしますよ。
文房具、筆記用具
「役割かぶり」のものを複数持ってしまう、最たる例が文房具です。
一度リビングの引き出しから筆箱の中まで、持っている文房具をすべて並べてみてください。
私はこれをやってみたとき、自分がもっていたモノの多さに軽く悲鳴を上げました。
おびただしい量の蛍光マーカー
老後までもちそうな詰め替えインク
なぜか3本あるハサミ
持つとテンションが上がるだけの筆ペン…
ほとんど勉強していないくせに
なぜこんなに文房具があるんだと不思議でたまりませんでした。
何本もあるペンやハサミ、役割がかぶっているものは1つだけでも捨ててみましょう。
最終的には「1役割1つ」に絞ることができればゴールですが
正直そこは私もまだ達成できていません(笑)
まとめ
以上、ミニマリストにお金がかかる理由や、最初にやるべきこと、捨てるものをご紹介しました!
先ほどもお伝えしましたが
ミニマリズムは最初にお金をかけておくことで、長い目で見ると節約につながります。
私は持ちものを見直して半年ほど経ったころ
自分の物欲が自然と減っていることに気付きました。
「質」を重視してものを選ぶようになり、心の満足度が上がったからです。
決して「最初はお金を使え」と言っている訳ではありませんよ。
もしミニマリストを目指して出費が増えたとしても、焦る必要は無いということです。
変化が出るまでは時間がかかりますから
最初は焦らず、ゆっくりとミニマリストを目指していきましょう。
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