「一人暮らしに必要な家電といえば、電子レンジ!」というイメージがありますね。
しかし大学生である私の部屋のキッチンには、1年前から電子レンジがありません。
「不便そう…」と思われるかもしれませんが、個人のライフスタイルによっては、電子レンジが無い方が快適に感じることもあるんです。
この記事では、レンジ無し生活のメリット&デメリットについて、大学生の私が実際に感じたことをもとに解説します。
大学生一人暮らしが電子レンジを捨てた結果
結論から言うと、電子レンジを捨てても何も困りませんでした。
電子レンジを手放してからの1年間、「やっぱり捨てなきゃよかった…」と後悔したことはありません。
そのうち電子レンジを捨てたことさえ忘れていたくらいです。
最初は多少不便を感じましたが、1カ月もすれば電子レンジが無い生活に慣れます。
電子レンジを捨てるメリット&デメリット
私が困らなかったからといって、全人類に電子レンジを捨てることをオススメできるわけではありません。
個々のライフスタイルによって、電子レンジがあったほうが良い人とそうでもない人がいます。
以下、電子レンジを持たないメリット&デメリットを経験則からご紹介します。
電子レンジを持たないデメリット
- 料理の効率が下がる
- 冷凍食品の解凍がしづらい
- 蒸しタオルが作れない
電子レンジが無いと、冷凍食品はもちろん、冷凍保存した白米やお肉の解凍も少し面倒になります。
湯銭か自然解凍しかできなくなるので、食材を大量にストックしたい人には不便でしょう。
「レンジで温めている間に次のおかずを…」なんてこともできないので、料理の効率は悪くなりますね。
また個人的には、お風呂上がりのホットタオルが手軽に用意できなくなったのもデメリットに感じました。
電子レンジを持たないメリット
- キッチンが広くなる
- ズボラさを軽減できる
- 拭きこぼれ、爆発、掃除のストレスが無くなる
レンジを捨てて感じたいちばんのメリットは、何でもレンチンして食べるズボラ癖が無くなったことです。
目玉焼きを作るにも、レンジで爆発させながら雑に作るより、ちゃんとフライパンで焼いた方が美味しいし自己肯定感も上がります。
汁物を温めすぎて吹きこぼれたり、それで掃除が大変になることも無くなりました。
何より、キッチンのスペースが格段に広くなります。
こちらが私の現在のキッチン棚です。
レンジが無くなり空いたスペースに水切りカゴを置くことで、散らかることも少なくなりました。
キッチンが見違えるほどスッキリして、「横幅も奥行きもあるレンジには圧迫感があったんだな…」と感じましたね。
電子レンジ無し生活、代用アイテムは?
実はレンジが無くても大体のものは代用が効くんです。
- 野菜の加熱:フライパンで先に炒める、茹でる
- 冷凍保存食材の解凍:電気ケトルのお湯をかける
- ホットドリンク:ミルクパンで温める
- スイーツづくり:炊飯器でケーキを焼く
冷凍食品やお弁当を買うことも無い私には、レンジ無し生活のほうが合っていました。
代用アイテム① フライパン
そもそもレンジがプライパンの代用品みたいなものなので、これは自然なことですね。
個人的なおすすめは、卵焼き器タイプのフライパンです。
卵焼きだけでなく、焼き魚や目玉焼き、一人分の炒め物にピッタリのサイズ感で、野菜に火を通しておくのにも使えます。
代用アイテム② 電気ケトル
食材をアイラップに入れて冷凍保存すれば、ケトルのお湯をかけて解凍できます。
レンジより少し手間はかかりますが、袋の上からお湯をかけるだけなので、加熱しすぎることもありません。
また、電気ケトルに卵を入れて沸かすとゆで卵も作れます。
万能な電気ケトルこそ一人暮らしのマストアイテムと言えるでしょう。
代用アイテム③ ミルクパン
紅茶やコーヒー、ココアを淹れるのが大好きな私は、2人前サイズの小さな鍋ミルクパンを使っています。
冷蔵しているスープやお味噌汁も温められる万能選手です。
愛用しているのはこちら、野田琺瑯のクルールミルクパン(12cm)。
コロンとしたサイズ感とくすみカラーが大のお気に入りで、今でも使うたびワクワクします。
小さいので一人暮らしにちょうど良く、洗う手間もそれほどかかりません。
代用アイテム④ 炊飯器
炊飯器はお米を炊くだけでなく、様々な「ほったらかし料理」を叶えてくれるアイテムです。煮込み料理やスープ、焼きイモ、ケーキなんかも作れます。
私は去年のバレンタインに炊飯器でガトーショコラを作りました…!
オーブンレンジが無くてもお菓子作りは楽しめます。
こちらのレシピ本にはオーブンなしで作れるスイーツがたくさん載っているので、気になる人はチェックしてみてください。
電子レンジがいらないのはこんな人
「一人暮らしを始めるけどレンジが要るのか分からない」
「電子レンジを捨てるか決心がつかない」
そんな人は、自分のライフスタイルや生活を振り返ってみましょう。
実際にレンジを持っていない私の体感では、以下のような人はレンジが無くても困りません。
時間がたくさんある大学生なら、レンジ無しの方が自炊が増え、電気代も抑えられるので節約になります。
一方で料理に時間をかけたくない、自炊する気が無い人は、レンジを置いた方が良いと言えるでしょう。
まとめ:「なぜ捨てるのか」を考えよう
以上、レンジが無い生活のメリット&デメリットを経験則からご紹介しました。
私は授業もバイトも少なく、身軽に生きたいミニマリスト思考なので、レンジが無い生活を心地よく感じています。
しかし、タスクが多くて時間を効率よく使いたい人なら、レンジは効率を格段に上げてくれる便利アイテムです。
「捨てた方が幸せ」「捨てない方が便利」ということはありません。
電子レンジを捨てようか迷っている人は、「ただ捨てる」のではなく、「なぜ捨てるのか」を考え直してみましょう。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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