2023年2月のある日、ポストにNHKさんからのハガキが入っていました。
ぺりぺりめくって確認すると「適用されていた家族割引が3月末で終了します」とのこと。
私は2019年の4月に入学をしたので、3月で大学を卒業したら家族割引の対象ではなくなります。
しかしここで問題が。
半年間休学をした私は3月に卒業ができず、4月以降もまだ大学生なのです。
「まだ学生なのに4月から受信料が倍になってしまう…」
なんとかして家族割引の延長を頼めないだろうか…と動き始めました。
休学だけでなく留学や留年、院進などなど4年目以降も学生を続ける方へ、この体験談が何かの役に立てば幸いです。
家族割引を延長したいなら…電話が必要らしい
NHKさんによると、家族割引の対象となる条件は以下の2つ。
- 学生、単身赴任など、同一生計で離れて暮らす家族
- 別荘、別宅であること
4月以降も大学近くで一人暮らしのため、条件には合致します。
「新規契約」でも「解約」でもなく、「更新」や「延長」はできないか?と探してみたところ…
どうやら直接電話するしかないようです。
※すでに家族割引[学生]をご利用いただいている方で、在学等で引き続き家族割引をご利用いただく場合のお手続きは、恐れ入りますがNHKふれあいセンター(0570-077-077)までご連絡いただきますようお願いいたします。
引用:NHK 受信料の窓口 インターネット営業センターより
家族割引の契約手続きはネットでできるようですが、特例がある場合電話しか手段が無いようす。
しかし、ここからが大変でした…
平日昼間にかけてもつながらない…
NHKふれあいセンターがいつ何時、何曜日にかけてもまったく繋がらないのです。
正確に言えば、いつかけても「ただ今たいへん混みあっております。時間をおいてお掛け直しください」の音声が流れました。
- 平日の9:30や11:00、14:00くらいにかける
- ナビダイヤルではなく、NHKふれあいセンターに直接かける
- 音声案内の番号入力のパターンを変えてみる
などなど、色々試してみたのですが全部ダメでした。
電話しか手段が無いのに、このままでは家族割引が本当に終了してしまう…
対策:地元の放送局の営業センターへ連絡してみる
いつ何時にかけてもつながらないので、不安になって「NHKふれあいセンター つながらない」で検索。
似たような悩みをもつ方がたくさん見つかるなか、「ふれあいセンターにつながらない場合は、地元のNHK放送局の営業センターに直接問い合わせるといい」との情報が。
ためしに「NHK○○(ハガキの発送元の放送局名) 営業センター」で電話番号を調べ、平日の11時に電話をしてみました。
【拍子抜け】一瞬でつながった
はい、NHK○○局 営業窓口でございます
つながった…!!
何度かけてもオートマチックな音声案内しか流れなかったので、めっちゃ爽やかな女性の声が聞こえてきて驚きました。
学生の家族割引についてお聞きしたいことがありまして…
はい、こちらでお伺いしますよ!
ザワザワと忙しそうな雰囲気かと思いきや、全くそんなことは無く、とても親切そうな女性の丁寧な対応。
もしかしたら「NHKふれあいセンターにおかけください」と言われるのでは…と不安だったので、めちゃめちゃ安心しました。
学生一人暮らしの家族割引が3月末に終了予定なのですが
休学の都合で4月以降も学生を継続するので、延長していただくことって可能でしょうか…?
なるほど。学生を継続されるということですね。
お名前とご住所を確認させて頂いてもよろしいですか?
こんな感じてスムーズに対応いただいて、契約内容について確認してもらいました。その結果…
3月末で家族割引が終了しますので、ふたたび申請していただくことになりますね。
新規で申し込みし直すということでしょうか?
そうですね。在学証明書や学生証のコピーを放送局に送っていただければ、こちらでお手続き致します
とのことでした。
結論:延長ではなく再申請
どうやら家族割引は延長や更新ではなく、もう一度申請し直すようです。
それなら最初から電話なんて必要なかったのでは…?
休学、留年、院進などで学生を継続する場合の最適解は、「家族割引を再度申請する」ということですね。
申請しないと4月から受信料が倍増してしまうので、面倒ですが手続きをお忘れなく!
家族割引の申請方法はこちらをご参照ください。
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