うつ状態になると、日々のささやかな家事や習慣さえ億劫になりますよね。
中でもお風呂は本当に足が動かない…持久走がある日の冬の朝くらい気力が出ません。
私も躁うつに悩まされ、お風呂が嫌すぎて朝を迎えたことが何度もあります。
しかし、お風呂に入るハードルを下げる方法を模索することで、今では毎日入浴してから眠れるようになりました。
- 着替えを脱衣所に収納する
- 歯磨きも同時に済ませる
- 全身用の石鹸やリンスインシャンプーを使う
- ヘアドライタオルでドライヤーを楽にする
また、どうしても入れないときは無理に入らず、朝風呂に切り替えるという選択肢もありますよ。
この記事ではうつ状態でもお風呂に入りやすくなる方法について、私の経験談から役に立ったことをご紹介します。
うつ状態で入浴できないときにおすすめの入り方
では早速、うつ状態でお風呂に入る気力が無いときでも、お風呂に入りやすくなる方法を4つご紹介します。
すべてに共通するポイントは、「入浴のハードルをとことん下げること」です。
私の経験則からお話しするので、少しでも参考になれば幸いです。
着替えを脱衣所に収納する
入浴後に着る下着やパジャマは、風呂場になるべく近い場所に収納するのがおすすめです。
特に下着はトップスやインナーと一緒に、クローゼットに仕舞っている人が多いかもしれません。
しかし、それでは入浴前に毎回クローゼットを経由して、脱衣所に持っていく手間が生じます。
入浴前の動作が1つでも増えれば、入浴のハードルは跳ね上がってしまうんです。
ベストは、下着やパジャマを脱衣所に収納すること。
私は1Kの脱衣所がないアパートに住んでいるので、こんなふうにお風呂場の横に収納ボックスを設置しています。
これにより、身一つでお風呂場に行けばすぐに入浴できるようになりました。
入浴成功率が格段に上がった方法なので、ぜひ試してみてください。
歯磨きも同時に済ませる
少々品の無い話になりますが、私は入浴と同時に歯磨きも済ませています。
もともとは入浴の後に歯磨きをしていましたが
「お風呂に入ったら歯磨きもしなくちゃいけない」と考えてしまい、入浴が嫌になる要因の1つになっていました。
ある日思い立ち、シャワーをひねってお湯になるのを待つ間に歯磨きをしてみることに。
すると「あとは髪乾かして寝るだけだ!」と、入浴後のラクさに驚愕しました。
以降は「お風呂に入れば歯磨きも終わる」と、入浴のメリットを感じられるようになったんです。
私はお風呂場と洗面台が一体になっているタイプの部屋ですが、そうでない人は抵抗を感じるかもしれません。
これはあくまで個人的な体験談ですので、気が進まない人はスルーしてくださいね。
全身用の石鹸やリンスインシャンプーを使う
アイテムを使って、入浴をラクにする方法もあります。
シャンプー、コンディショナー、ボディ石鹸、クレンジング、洗顔…
入浴中にやることが多すぎるのも、風呂のハードルを上げている要素の1つです。
シャンプーとコンディショナーが一緒になったリンスインシャンプーなら、シャンプーの時間を短縮できるうえ節約にもなるのでおすすめ。
私はこの「マー&ミー リンスインシャンプー」を使っています。
親子で使えるやさしい成分でできているそうです。
リンスインシャンプーと聞くとキシキシになるイメージがあるかもしれませんが、実際使ってみるとほとんど気になりませんよ。
また、顔、身体、髪を問わずオールマイティに使える「マジックソープ」もおすすめ。
超時短アイテムとして、一時は大ブームを巻き起こしていたそうです。
たしかに泡を手に取って、パパパッと全身に広げるだけで終了…
想像するだけでもお風呂が苦手な人にとっては快適が過ぎますね。
学生の身である自分には少々コストが高いですが、いつか手に入れたい憧れのアイテムです。
ヘアドライタオルでドライヤーを楽にする
こちらも入浴のハードルを下げるアイテム。
ヘアドライタオルは、お風呂上りにキャップのようにすぽっと頭に被るだけで、髪の水分を吸収してくれます。
時間が経てば髪をふき取った状態になるので、ドライヤーの時間を短縮できるんです。
大げさではなく、私はこれのおかげで、入浴してから眠れる日が倍増しました。
入浴後すぐこれを被り、ダラダラしてるだけで髪が乾いていきます。
実は自分でゲットしたわけではなく、友人から「これめちゃくちゃ便利よ!!」と誕生日プレゼントに貰いました。ありがとう、友よ…
実際に使っているのは「suuf」という吸水タオルです。
楽天市場のヘアバンドジャンルで1位を獲得している人気商品だそうで、洗濯機で洗えるので手入れもカンタン。
気になる人はチェックしてみてください。
入れないときは朝風呂に切り替えて◎
どうしても入浴する気になれないときは、朝風呂に切り替えて早めに寝るのも1つの手段です。
冒頭でも少しお話ししましたが、私は夜にお風呂に入りたくないあまり何時間も後回しにして、朝を迎えたことが何度もあります。
お風呂場の前の床で眠ったことさえあります(笑)
それだけ拒否反応が出てしまうなら、「今は無理!明日入ろう」と早めに諦めて睡眠を優先しましょう。
寝て起きたら気分が変わっているかもしれませんよ。
ちなみに、翌日のお昼ごろに何かしら予定を入れておくのもおすすめです。
外出する予定があれば、「さすがに入ろう」と強制力が働きます。
極論、入らなくてもいい
ここまで紹介しておいて何ですが、私は毎日ちゃんとお風呂に入る必要は無いと思っています。
個人的な意見として、本人が気にならないなら別に良いのでは?と。
1日外に出ないこともあるし、冬は汗もそんなにかかないので。
むしろ「入らなきゃ、入らなきゃ…」と気負って無理をするほうが、よっぽど体に悪い気がします。
「入りたくない」と思うなら、それは「今は入らなくてもいいよ」というサインではないでしょうか。
どうしても汚くなったら、さすがに体が拒否反応を起こして入浴したくなるはずです(笑)
今回はお風呂に入れずに悩んでいる人へ、少しでも役に立てればという気持ちで情報をお伝えしました。
でも、お風呂に入れない自分を責める必要は全く無いということは覚えておいてくださいね。
まとめ
以上、うつ状態でお風呂に入れないときの対処法についてご紹介しました。
お風呂に入りやすくなる方法は
- 着替えを脱衣所に収納する
- 歯磨きも同時に済ませる
- 全身用の石鹸やリンスインシャンプーを使う
- ヘアドライタオルでドライヤーを楽にする
どうしても入れないときは朝風呂にしたり、無理に入らなくても◎
繰り返しになりますが、お風呂に入りたくないと思うことは悪いことではありません。
毎日やって来る習慣に向き合うのは大変ですが、この記事が少しでも何かの役に立てれば幸いです。
コメント