米国トップスクールでの就職状況
米国のトップビジネススクールとして知られる Kellogg の在校生の方のブログに、米国就活マニュアル(1)概要 というエントリーが最近載っていて、衝撃的な内容だったのでご紹介します。
リーマンショック前は「卒業時点で就職先が決まってない人は数%(限りなくゼロ)」だったそうです。
アメリカ人でこういう状況なので、日本人がアメリカで就職活動をした場合、
このブログの読者の多くがそうであろう「理系」の場合の話をすると、CMUのコンピュータサイエンスに限っては、悪くなっているのかもしれませんが、ここまで悪くないです。MBAホルダーの就職先は「そもそもインターナショナル生を一切採らないところがほとんど」だそうですが、アメリカのハイテク産業は外国人(主にインド人、中国人)の貢献が大きいので、インターナショナル生でも職があります。(日本人についての最近の就職状況については、サンプルがないのでわかりません。)
就労ビザ(H1-B)というのは、職務内容に専門性が求められていて、その職務に就く能力があると認められる外国人に(運も良ければ)発給されるものだそうです。なので、専門的でない仕事はアメリカ人の雇用を守る意味もあって、いきなり外国人が就くのは難しいようです。逆にいうと、アメリカで働きたいのなら、アメリカのどういう分野で外国人が活躍しているかを調べてみるといいかもしれません。ハイテク業界は間違いなくそういった場のひとつです。
インダストリーに就職する場合、ビジネスに直結しやすい専攻は有利で、学科内の周りの分野を見ていると、自然言語処理、検索、データマイニング、機械学習あたりの人は受け皿となる企業が多いのもあって、就職にも強い印象があります。
アカデミアでも不景気のあおりで全体的に新規採用が減っているようです。CMUやピッツバーグ大学のように経営が安定しているところは、教授陣はベア0だけで済んでいますが、他の大学はカットの嵐で、ひどいところになるとアリゾナ州立大のように教授陣を200人解雇すると発表したとんでもない状況のところもあります。一方でちゃんとアカデミックポジションを見つけられている人もいて、私と同じ年にCMUに入学した機械学習学科のデータマイニング専攻の知人は、すでに学位を取り、コーネルでの1年間のポスドクを終え、秋からはスタンフォードのアシスタントプロフェッサーになるみたいです。優秀ですね・・・。
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引き続き米国MBAの就職戦線は歴史的壊滅状態が続いている。結局卒業の時点でアメリカ人の2年生の3割が職無し状態。しかも就職する7割のうち、1-2割は、企業側から就業開始の先延ばしを提示され卒業から半年-1年後まで働けない。
リーマンショック前は「卒業時点で就職先が決まってない人は数%(限りなくゼロ)」だったそうです。
アメリカ人でこういう状況なので、日本人がアメリカで就職活動をした場合、
結論から言うと、「かなり難しい」。不況の間は「ぶっちゃけ不可能に近いかも…」
ご想像の通り、日本人MBA学生の米国での就職は非常にハードルが高い
- トップスクールの日本人200人のうち、「アメリカ人みたいな日本人」を除けば、実際に米国で就職する人は毎年数えるほど
- 特に、アメリカ人の優秀な学生ですら3-4割が路頭に迷うこの不況の中ではほぼ不可能
- Class of 09でかろうじて達成している人は、不況突入前のサマーまでに決着をつけた人が多い(サマー直後の8-9月に滑り込みセーフでオファーを獲得)
- 「ちょっとお試しで」、「日本を軸に考えるけど、一応受けてみっか」みたいなテンションだと秒殺でゴミ箱行き。一刀両断され斬られた感覚すら残らない、みたいな
このブログの読者の多くがそうであろう「理系」の場合の話をすると、CMUのコンピュータサイエンスに限っては、悪くなっているのかもしれませんが、ここまで悪くないです。MBAホルダーの就職先は「そもそもインターナショナル生を一切採らないところがほとんど」だそうですが、アメリカのハイテク産業は外国人(主にインド人、中国人)の貢献が大きいので、インターナショナル生でも職があります。(日本人についての最近の就職状況については、サンプルがないのでわかりません。)
就労ビザ(H1-B)というのは、職務内容に専門性が求められていて、その職務に就く能力があると認められる外国人に(運も良ければ)発給されるものだそうです。なので、専門的でない仕事はアメリカ人の雇用を守る意味もあって、いきなり外国人が就くのは難しいようです。逆にいうと、アメリカで働きたいのなら、アメリカのどういう分野で外国人が活躍しているかを調べてみるといいかもしれません。ハイテク業界は間違いなくそういった場のひとつです。
インダストリーに就職する場合、ビジネスに直結しやすい専攻は有利で、学科内の周りの分野を見ていると、自然言語処理、検索、データマイニング、機械学習あたりの人は受け皿となる企業が多いのもあって、就職にも強い印象があります。
アカデミアでも不景気のあおりで全体的に新規採用が減っているようです。CMUやピッツバーグ大学のように経営が安定しているところは、教授陣はベア0だけで済んでいますが、他の大学はカットの嵐で、ひどいところになるとアリゾナ州立大のように教授陣を200人解雇すると発表したとんでもない状況のところもあります。一方でちゃんとアカデミックポジションを見つけられている人もいて、私と同じ年にCMUに入学した機械学習学科のデータマイニング専攻の知人は、すでに学位を取り、コーネルでの1年間のポスドクを終え、秋からはスタンフォードのアシスタントプロフェッサーになるみたいです。優秀ですね・・・。
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コメント
秋からアメリカの大学で働きます。理工系PhDの採用も景気の影響は受けますが、はっきりした専門知識がありますから、不況でも何とかなると思います。
アカデミックの採用は景気変動とラグがありますので、来秋は今年より更に厳しくなるとも言われています。再来年については、予測不可能だけどこれ以上悪くなれない、と言う人が多いです。
投稿者: Willy | 2009年05月29日 03:03